結局偉い人が決めたダサいデザインに決まってしまいます

先日同じような制作系の仕事をしている人と話していて、

久々にこの言葉を聞きました。

私も、昔ずーっっと思い続けていたことですね、まさに!!!

どうしてこう、決裁権のある人はセンスが無いんだ!と思っていました。笑

そのデザイン、ボツ♡

まぁでもこれも一種の思考停止かなと思うのです。

「どうして偉い人はセンスがないんだろ〜」って毎日言い続けて何かが変わることはないのです。

現状を変えるには逆の考え方が必要で、

偉い人がダサいデザインに決定しないためには何をすればよいのか?

そこから考え直す必要があります。

デザイナーから見てダサい!と思っても、何かしら理由があって選ばれているのです。

決裁権を持っているということは、それなりのビジネスの経験や、考えがあるということです。その人だってデタラメに選んだわけではないでしょう。

「そんなダサいデザイン選んで!」とがっかりして怒る前に、

状況を少しでも変えていきたいなら、ダサいデザインの採用に歯止めをかけたいなら、

コミュニケーションを取りましょうと思うのです。

「どうしてこのデザインが良いと思われましたか?」

もしかしたらきちんとした理由が述べられること無く、

「そんなの、なんとなくだよ」と言われてしまうかもしれないですね。

そこで諦めては試合終了です!!!!!!!

安西先生も言ってますよね。(©スラムダンク)

まー、私は、心理学のトレーニングをした経験があるからこんなこと言えるのですが

相手のコメントが薄いからと言ってヒアリングを諦める人が多すぎるのです。

大事なことなので、思わず普段使わない赤色を使ってみました。笑

聞いても、こう言われたので、それ以上はヒアリングできませんでした。

そら、そうだ!

大抵の人は、デザインというふんわりしたものに対してそこまで自分の考えを詳しく言語化できません。

だから、ヒアリング力・コミュニケーション力が必要です。

同じような実例として、よくよく聞いていくと、

「本当は提案してもらったこちらの案がカッコいいとは思うけど、いきなり方向性を大きく変えるのにはチャレンジングすぎるので、今回はこっちにしたいんだ」

とか

「ちょっと思い切りすぎているので、より多くの人に受け入れられるほうがいいから、こっちがいいな

とかとか…あるんですよ!あるんですよ偉い人の理由!笑

こういう事がコミュニケーションによって引き出せれば、

大きく変えすぎずによりよいデザインにする提案ができるようになります。

「このひとの中では、この枠から出るとちょっとやりすぎなんだ、じゃあこの範囲の中で良いと思えるデザインを提案してみよう」

とか、自分の中で傾向と対策が打てるようになります。

デザイナーの仕事の主は作ることですが、

作って、出して、ダメ出し!通らない!

また作って、出して、またダメ出し!また通らない!

ってやってるとちっとも前に進みません。

自分も苦しいし、そのうち作ることなんて嫌になります。

これってデザインじゃない仕事の提案でもそうだと思います。

「偉い人が決めたダサいデザイン(案)、やだな」

と思ったら、ぜひ逆転の発想をしてみてくださいね。へば!