先日カラーの講座を受けてから、やっぱ色って面白いな〜と色に対する興味が溢れ出してきて、
翌日から会う人会う人に「好きな色は何?」「どうしてそれが好きなの?いつから?」と聞きまくり、
色の話をしまくりな日々です。(子供かっw)
色にまつわる疑問
具体的に何色だったかは覚えていないのですが、
昔自分の作ったデザインを上司に見せたときに、
「あのさ…なんでこんな変な色使ってんの?」
って怒られたことがありました。(わりと真面目に)
でも、私としては怒られるほどおかしい色を使ったつもりはありませんでした。
「別におかしくもなんともないけどなぁ、私って色のセンス変なのかな?
いや、そんなことはないと思うけど…なんで怒られるんだろう。。」と不思議に思いました。
その時はわけがわからなかったのですが、
人によって異なる色彩心理学のことを念頭に振り返ると、
おそらくこの上司にとってはその色が何かひっかかりの有る色だったのかもしれません。
今となっては、何がどうそう思われたのかもっと聞いてみたいな〜と思うのですが…^^;
当時としては、頭の中が「????」って感じでした。
色の疑問はこの事以外にも沢山あったんですよね。
ほかにも、
・色は皆同じように見えていない気がする(一つのデザインについて議論するときに見え方がどう考えても違う)
・デザインについて考える時、「かたちやレイアウト」にこだわる人は多いが色のことは意外と皆適当だ、なんでだろう?
・時期によって好きな色が変わるのはどうしてだろう(今は好きだけど昔オレンジが嫌いだった)
・着ている服の色で自分の心境が変わるのはなんでだろう
・うちの母親はどうしてモノトーンばかり着るのだろう?
などなど…
もちろん一般的な色彩心理のテキストや本にもそういった答えらしきことは書いてあるのですが、
どうも実際と噛み合っていないと思ったり、納得出来ないこともたくさんあったのです。
今回の講座で得られた収穫は、この「一般大衆的な色の理論と、個人個人によって違う色へのイメージをどう照らしあわせていくか」の糸口をつかんだことでした。
自分の事は何を話したら良いかわからなくても、色のことなら話せる
講座のあと色々な人と色の話をしてみてわかったのですが、
「あなたの話を聞かせてください」と言われると人はうまく話せないけれど、
「好きな色について教えて、どうして好きなの?どういうところが好き?」というふうに、
その人の好きな色や思いのある色について尋ねるととても色々な会話が弾むのです。
好きな色が無いという人は意外といなんです。
どんなに興味がなさそうな人でも、ヒアリングしていくと結構色については独自の考えを持っています。
そしてそうやって一見色について話しているのですが、実は色を通じてその人自身のことを沢山聞くことができるのです。

私のもつ色のイメージ
ちなみにこれは私が講座中に書いた色に対するイメージを書き出したものなのですが、
この紙を見た後輩のYちゃんは、
「これ、めちゃめちゃ個人情報ですね、大丈夫ですか見ちゃって」
と言いましたw(うまいこと言うなぁ…)
でも、ホントにそうかもしれません。
デザイン長年やっていて、今更ながらにというか
長年やっているからこそ改めて掘り下げると楽しいなとハマっております。
色の個人研究に、周りの皆様、しばらくお付き合いください♪